回答してくれたのはどんな人？

富士見の手厚さ

学年で下位の方にいる人には面倒見が良く、手厚いと思います。実際に定期テストでは科目ごとに下から最低20人は強制的に補習があります。(週テストも再試があり、受かるまで永遠に帰れない制度です)
ですが、上位にいるとそういう制度も特になく過ごしてしまうので、手厚いとは言い難いです。
質問も下位の人が行くと優しく笑顔で教えてくれますが、上位の人がいくと真顔で素早く教えられ「これぐらいで分かるよね?!」みたいな感じで済まされます。(下位の人が質問に行くのは珍しい事なので優しく教える、というのもあるかもしれません)
しかし学年の人数が多いながらも、一人一人の性格の特徴や学力も知っており、自分から聞けば色々と教えてくれる面では良いと思います。

富士見の校則の厳しさ

メイクはもちろんのこと髪型も指定があります。スマートフォンももちろん禁止です(緊急時も)。寄り道は図書館と文房具屋以外禁止です。それ以外にも冬の体育の授業で長袖のシャツを着ているとその場で脱がされます。基本的に自由はないです。その分グレた人も出ず、見た目だけはましに見えるかもしれません。

富士見の良いところ

初めは女子校だからこその揉め事やイジメがあると思っていましたが、全くそのような出来事はなく、優しいお友達がほとんどで人間関係で悩むような事もありませんでした。先輩や後輩も優しい方ばかりで本当に良かったです。
また、優しい先生は何時間も質問に付き合って貰えます。

富士見の意外なところ

これは富士見だから、という訳でもないと信じていますが、意外とひいきが凄かったです。お気に入りの人とそうでない人との対応の差が激しいです。実際にお気に入りかで通知表の評価も全く違ってきます。もし、これから富士見に入学する子がいたら、頑張って先生のお気に入りになると後が楽だと言いたいです。
あと先生達の人事異動が毎年多いです。嫌な先生が沢山いなくなる分には本当に嬉しいのですが、好きな先生も同じ位いなくなるので悲しいです。
学年の担当の先生も、持ち上がりとは決まっていないので毎年変わり、色々と大変です。

富士見への通学の負担感

電車は物凄い混んでいる、という訳ではないので比較的楽だと思います。しかし富士見は通学カバンでの登校なので(7月からテスト期間のみ指定リュックでの登校可ですが)荷物が重く、最寄り駅からは歩道橋で、学校では中1などは5階まで一気に上らなくては行けない所は、慣れるまでは大変でした。

富士見での部活動

部活によって熱心な度合いが全く異なります。
ダンス部など強豪なものはもちろんのこと、体育部は土日も部活があります。青春したい人にはオススメです。
文化部は、どちらかというとゆったりしています。
部活動以外にも課外教室として箏曲部･茶道部･華道部があり、人気です。

富士見の満足度

勉強面では少し物足りない所もありますが、上位同士でもバトルは壮絶で、良い刺激になると思います。また人間関係も悩んだことがない面では富士見で良かった、と思います。部活動も楽しく充実しています。先生も良い先生に出会えれば授業も質問も本当に楽しくて満足しています。ただその分、変な先生もいらっしゃり、その先生にあたってしまうと1年間は棒に振ってしまいます。