［理科・社会の対面授業停止およびZoomを用いた双方向Web授業］8/29更新

デルタ株の感染拡大を受け、学校においても分散登校の動きが広がっています。そこで、9月新学期より当面の間、人数が多く密になりやすい理科・社会の対面授業を停止し、Zoomを活用した双方向性授業に切り替えます。一方、少人数指導で実施している算数・国語の対面授業は継続します。また、通塾に不安を持たれている6年生向けに、全科目Zoom専用クラスを設けます。9月授業の詳細は、以下の通りです。

理科・社会（全学年共通）

・理科・社会はオンライン化される期間中、各種確認テストは国語の授業日にすべて行います。学習の管理、定着度の把握は受験指導にとって必要不可欠と考えております。そのため、国語が行われる日は授業終了後15分程度延長する可能性がございます。

理科・社会（6年生）

・9月1週目は通常と同じ時間帯でクラスレベルを自由に選択してご参加いただくことができます。教材はまとめテストの際にお渡しいたします。
・9月2週目以降、まとめテストの結果によってクラス分けを行い、対面授業と同一のクラス、同一の担当が授業を実施します。クラスによって演習教材が異なります。算数・国語の対面授業時にお受け取りください。
・通常と同じ時間帯での参加が難しい方は担任までご相談ください。別の曜日の授業を案内いたします。
・期間中、過去問添削を授業時に提出する予定だった場合、校舎宛にメールにてご提出ください。オンライン上で添削して返却いたします。
・川崎校、千歳烏山校、曙橋校は開校して間がなく、全クラス少人数指導を行っているため理科・社会も対面授業を継続します。

理科・社会（4年生・5年生）

Zoom専用クラスは通常火曜日に設置しておりますが、幅広い曜日から選択していただくことが可能です。
できるだけ、ご家庭で保護者の方が管理できる環境にてご参加ください。

自由に曜日を選択可能です。月曜・火曜はレベル分けを行います。後日、学年別ページに実施日別のミーティングID、パスコードを公開いたします。

算数・国語（全学年共通）

算数・国語1クラス約9名の少人数制指導を対面授業で継続します。少ない人数で広い教室を活用し、適切な距離を確保して対面授業を継続します。
同時間帯に算数・国語の授業が集中する曜日は、広い教室で間隔を十分にとることができないケースも考えられます。そこで、その時間帯については各教室から案内を行い、分散通塾を実施いたします。該当の校舎は8月末の一斉メールにてお知らせいたします。

全教科Zoom専用クラス（6年生）

通塾に不安を持たれている受験生向けに、Zoom専用クラスも設置します。日程は以下の通りです。

今回の決定に至った背景

ジーニアスでは、2020年の新型コロナウイルス感染症初期から基本的対処方針を策定し、それにそった運用を行ってまいりました。今回は夏休み延長や公立小学校で分散登校が実施される現状をふまえ決定をしております。2020年7月1日段階に策定した基本的対処方針は以下の通りです。

上記の感染者数は2020年7月段階の基準であり、現状の感染状況を考えると2桁まで低下することは現実的ではなく、判断基準にはなりません。あくまでも公立小学校の状況を見ながら決定いたします。

アメリカの国立アレルギー・感染症研究所のファウチ所長は「圧倒的多数がワクチン接種をした場合、来春にウイルス制御が可能になる」、「接種が進まない場合、この問題は長引き、別の変異株が出現し、事態を複雑にする」という認識を示しています。ワクチン接種が先行しているアメリカですら来春まで正常化しないと考えられています。少なくとも2022年に中学受験をする生徒は昨年相当あるいはそれ以上の制限された環境で受験を迎える可能性がございます。私たちは感染症対策を一過性のものだと考えておりません。感染対策を講じながら、実際に受験で結果が出るように学習効率を高める施策を講じてまいります。