桜蔭コース 志望校別特訓

桜蔭コースの日程、桜蔭中の入試傾向を紹介しています。ジーニアスの桜蔭コースを受講するために必要な偏差値についても記載しています。桜蔭コースは、東中野校にて開講します。

桜蔭コースの日程

4/23・5/14・6/4・6/25(2023Ⅰ期)

09:50~13:50
東中野校
算数
(算数のみ選択可)
14:20~18:20
東中野校
国語
(国語のみ選択可)

4/30・5/21・6/18・7/16(2023Ⅰ期)

09:50~13:50
東中野校
理社
(理社のみ選択可)

桜蔭中の入試情報

桜蔭中の合格点と倍率

合格点 実質倍率
2023
– %
非公開/320点
2.1倍
290人/607人
2022
– %
非公開/320点
1.9倍
283人/534人
2021
– %
非公開/320点
2.0倍
283人/561人
2020
– %
非公開/320点
1.9倍
283人/532人
2019
– %
非公開/320点
1.8倍
281人/510人

桜蔭中の受験者平均点

算数
100点
国語
100点
理科
60点
社会
60点
四科
320点
非公開

桜蔭中の合格者平均点

算数
100点
国語
100点
理科
60点
社会
60点
四科
320点
非公開

桜蔭中の入試問題傾向

桜蔭中の算数

大問4題構成

2018年入試以降は大問4つの構成が続いている。大問1は計算問題と小問などが4~6題、大問1⑶以降は比較的問題文が長く、題意を早く正確につかむ必要がある。解答用紙に式を記入させる問題が多く、解く過程も見られる。問題用紙2~3枚、解答用紙1枚でいずれもB4サイズ。

確かな計算力が必要

大問1の計算問題は、小数・分数を含むやや複雑な四則計算で、□を使った還元算の形になることも。計算問題は工夫することよりはやく正確に作業できることが必要。答えが複雑な分数になることも少なくないので、一つひとつの計算結果に常に自信が持てるように高度な計算力をつけておく必要がある。

問題の取捨選択が必要

頻出単元として、「速さ」「立体図形」「不定方程式」「水量変化」「数の性質」「規則性」「場合の数」が挙げられる。問題によっては「方針は立つが解答にいたるまでが大変」なものもあり、飛ばすことも必要になってくる。どのように点数を取っていくか戦略を立てた上で、過去問に取り組み練習や経験を積んでいきたい。

普段から手を動かして条件整理、図、式をていねいに

書き出して調べたり、細かく場合分けしたりと手数を要求される問題が多い。速さの問題でダイヤグラムを書いたり、立体の問題で素早く要領を得た図を書くことが必要になることもある。普段から、自分で図を書きながらのていねいな学習の積み重ねが大切。

桜蔭中の国語

桜蔭中の説明的文章は「学び(学問)」がベースにある

説明的文章は大人からすると一見読みやすいが、文章のテーマが抽象的なもの(進化論をもとにした生命の循環、哲学、近代的価値観、科学論、文化論、環境問題など)が多い。専門的用語は少ないものの、これらの基礎知識がないと表面的な理解で終わってしまう。なお近年は受験年度の前年に発刊された書籍から出題されている。

桜蔭中の文学的文章は読みやすいが、解きにくい

文学的文章(物語文)も寓話や小学生、中学生などが主人公であることが多い。読みにくさはないものの、設問で問われることが文章全体や主題(文章には直接書かれてはいないが哲学などの知識や一般常識を活用したもの)を踏まえたうえでの心情の変化、象徴の意味を問うものなど非常にレベルが高い。なお、近年は受験年度の前年に発刊された書籍から出題されている。

桜蔭中の記述問題を解く上での視点

記述は一問、80字~200字程度の問題が主流で、大体700字程度の記述量。字数制限がほとんどないので、解答用紙の枠の大きさから推理する。二つ以上の文章や傍線部を繋げて解答を作成させる形態は桜蔭の御家芸。さらに設問文に解答のヒントや書かなければならない要素を盛り込むので、そのことに気づいて解かないと解答を正しく作成できない。

桜蔭中が求める高度な解法

桜蔭中の設問の特徴は3つある。1つ目は解答の根拠が傍線部より離れており、広範囲なので、段落、場面構成を意識して探さないと早く見つけることができないということ。2つ目は記述量が多いので、論理的に文章構成を考えないと解答が破綻するということ。3つ目は二つの内容をつなげて解く問題が頻出だが、二つの共通点を押さえたうえで、設問条件に沿って解答を作成することが求められることだ。このように小学生にとって非常に高度な解法が求められるのが桜蔭中の特徴である。また、2023年度では設問条件に「具体的に」と「くわしく」を使い分けて問う問題が出題された。この意味を理解できなかった受験生は苦戦しただろう。

文章構成、知識、論理的思考が問題を解くカギ

文章は長文で総字数が8000字以上、年度によっては9000字を超える。さらに設問の難度は難関校でもトップレベルで、記述の総字数も700字程度と文章量、記述量共に多い。文章構成や話題(テーマ)と筆者の考え(説明的文章)、中心人物の状況と心情把握を意識した読み方、その背景となる知識を文章から、また設問の意図の正確な読み取り、場面や段落構成を意識しながら論理的思考で解答の根拠を複数押さえ、学問への基礎的な知識や一般常識を活用して解答を作成することを設問から学んでほしい。そして記述の精度を高め、桜蔭中の問題と「知的な格闘」をしてほしい。

桜蔭コースの受講資格

G公開模試の得点で受講資格を認定いたします。Ⅰ期はG公開模試 第1回の共通問題(300点満点)、Ⅱ期は第2回の共通問題(300点満点)による認定となります。なお、夏期集中特訓(夏の陣)に参加したレギュラー生はⅠ期の受講コースをⅡ期も継続して受講できます。

第1回 第2回
ジーニアス
G公開模試
215

内部生は第1回G模試の結果によって追加認定を行うことがあります。
外部生は、Ⅰ期(1学期)を受講の場合は2022年12月以降、Ⅱ期(2学期以降)を受講の場合は2023年6月以降の各模試の偏差値でも認定いたします。一度でも基準を満たした結果があれば構いません。

Ⅰ期 Ⅱ期
四谷大塚
合判・組分け
63
66
日能研
全国公開模試
63
66
サピックス
SO・マンスリー・組分け
58
61

Ⅰ期から継続してⅡ期を受講する場合、2023年4月以降の各模試でⅠ期の基準を満たせば受講できます。Ⅱ期から受講する場合と基準が異なります。

申し込み

志望校別特訓のページにあるフォームよりお申込みいただけます。

問い合わせ先

glabo@genius-genius.com
氏名、電話番号、住所、小学校名、塾名を明記してください。

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