桜蔭コース 志望校別特訓

桜蔭コースの日程、桜蔭中の入試傾向を紹介しています。ジーニアスの桜蔭コースを受講するために必要な偏差値についても記載しています。桜蔭コースは、東中野校にて開講します。

桜蔭コースの日程

4/28・5/19・6/16・7/21(2024Ⅰ期)

09:50~13:50
東中野校
算数
(算数のみ選択可)
14:20~18:20
東中野校
国語
(国語のみ選択可)

5/12・6/2・6/23・7/7(2024Ⅰ期)

09:50~13:50
東中野校
理社
(理社のみ選択可)

9/17・10/15・10/29・11/19・12/17・1/28(2023Ⅱ期)

09:50~14:15
東中野校
算数
(算数のみ選択可)
14:20~18:20
東中野校
国語
(国語のみ選択可)

途中、昼食休憩(12:50~13:15)があります。

9/3・9/24・10/22・11/12・12/3・1/7(2023Ⅱ期)

15:20~19:20
東中野校
理社

桜蔭中の入試情報

桜蔭中の合格点と倍率

合格点 実質倍率
2024
– %
非公開/320点
2.0倍
287人/565人
2023
– %
非公開/320点
2.1倍
290人/607人
2022
– %
非公開/320点
1.9倍
283人/534人
2021
– %
非公開/320点
2.0倍
283人/561人
2020
– %
非公開/320点
1.9倍
283人/532人

桜蔭中の受験者平均点

算数
100点
国語
100点
理科
60点
社会
60点
四科
320点
非公開

桜蔭中の合格者平均点

算数
100点
国語
100点
理科
60点
社会
60点
四科
320点
非公開

桜蔭中の入試問題傾向

桜蔭中の算数

大問4題構成で問題文は長め

B4の問題用紙2枚・解答用紙1枚の状態が続いていたが、2023年には問題が3枚目の左半分に突入し、2024年には完全に丸々3枚になった。問題文に情報量が多く文章が長くなりがちなので、素早く正確に題意をつかむ必要がある。解答用紙に式や考え方を記入する問題が多く、解く過程も見られる。

確かな計算力が必要

大問1は計算問題と小問集合だが、いずれも計算量や作業量が多め。計算方法や解き方を工夫することよりも、落ち着いて正確に作業し続けることが重要になる。答えが複雑な分数になることもあり、計算ミスをしたときに気付きづらい。

問題の取捨選択も必要

頻出単元として、「速さ」「立体図形」「不定方程式」「水量変化」「数の性質」「規則性」「場合の数」などが挙げられる。解き方自体が難しいことはあまりないが、解答に至るまでの作業量が多く、各大問を最後まで正解することは容易ではない。過去問などの演習を通じて、時間配分の訓練をしておきたい。

普段から手を動かして丁寧に作業する

桜蔭の算数では、書き出して調べたり、細かく場合分けしたりと手数を要求されることが多い。速さの問題でダイヤグラムを書いたり、立体の問題で新しく必要な図を書いたりすることも求められる。普段の勉強から、図や式を書いて丁寧に作業することを積み重ねておきたい。

桜蔭中の国語

説明的文章は「学び(学問)」がベース

説明的文章は大人からすると一見読みやすいが、文章のテーマは抽象的なものが多い。例えば、循環思想に基づく環境論、哲学、科学論、文芸論、身体論など。2024年は言語論が出題されている。専門用語が少ないものが選ばれてはいるが、基礎知識がないと表面的な理解で終わり、設問で解くときに解答の精度が下がってしまう。なお、2024年は2023年に出版された新刊から出題されるなど、近年は受験前年度の書籍から出題される傾向がある。

文学的文章は読みやすいが、深いテーマが隠れている。

文学的文章(物語文)も寓話や小学生、中高生などが主人公であることが多い。読みにくさはないが、集団生活での複雑な人間関係や人間性、倫理学をベースにした生き方など、深いテーマを扱った文章が好まれる。2024年は祖母の生き方が描かれていた。なお、文学的文章も2023年に出版された新刊からの出題であった。

記述問題を解く上での視点

記述は一問、80字~200字程度の問題が主流で、大体700字程度の記述量。200字という指定が付されたのは2017年が最後。それ以降はどの問題にも字数制限がないので、解答用紙の枠の大きさから推理する。二つ以上の文章や傍線部をつなげて解答を作成させる形態は桜蔭中のお家芸。さらに設問文や傍線部に解答のヒントや解答で書かなければならない要素を入れるので、そのことを意識しないと高い点数を取ることが出来ない。

桜蔭中が求める高度な解法

桜蔭中の設問の特徴は3つある。1つ目は、解答の根拠が複数かつ広範囲で、段落や場面構成、心情の流れを理解しておかないと解答が作成できないということ。2つ目は、記述量が多いので、論理的に文章の構成を考えて解答を作成をしないと破綻するということ。3つ目は、二つの内容をつなげて解く問題が頻出だが、二つの内容の共通点や相違点を踏まえたうえで、設問条件に沿って解答を作成することが求められること。このように、小学生にとって非常に高度な解法が求められる。2024年では1つ目と2つ目の特徴を踏まえて解くことが求められていた。

文章・論理構成を意識した読み、背景知識、論理的思考が合格答案へのカギ

文章の総字数が8000字程度になることが多い。設問の難度は難関校の中でもトップクラスで、記述の総字数も700字程度と文章量、記述量ともに非常に多い。文章構成(起承転結、序論、本論、結論など)や論理構成(対比、繰り返し)を意識した読み方、文章や作問者の意図を理解するための背景知識、問われていることや条件、傍線部の解釈など、設問の意図を高いレベルで理解すること、論理的に広範囲にわたる複数の解答の根拠を抑え、文章構成を意識しながら解答作成することなどを本講座で学んでほしい。そして記述の精度を高めつつ、出題された問題と「知的な格闘」をしてほしい。

桜蔭コースの受講資格

G公開模試の得点で受講資格を認定いたします。Ⅰ期はG公開模試 第1回の共通問題(300点満点)、Ⅱ期は第2回の共通問題(300点満点)による認定となります。なお、夏期集中特訓(夏の陣)に参加したレギュラー生はⅠ期の受講コースをⅡ期も継続して受講できます。

第1回 第2回
ジーニアス
G公開模試
215

内部生は第1回G模試の結果によって追加認定を行うことがあります。
外部生は、3/18・3/19に行われる資格認定試験の結果による認定を行います。また、Ⅰ期(1学期)を受講の場合は2023年12月以降、Ⅱ期(2学期以降)を受講の場合は2024年4月以降の各模試の偏差値でも認定いたします。Ⅰ期は一度でも基準を満たした結果があれば構いません。Ⅱ期は複数回基準を満たした結果があれば資格認定となります。

Ⅰ期 Ⅱ期
四谷大塚
合判・組分け
60
61
日能研
全国公開模試
61
62
サピックス
SO・マンスリー・組分け
55
56

Ⅰ期から継続してⅡ期を受講する場合、2024年4月以降の各模試で一度でもⅠ期の基準を満たせば受講できます。Ⅱ期から受講する場合と基準が異なります。

申し込み

志望校別特訓のページにあるフォームよりお申込みいただけます。

問い合わせ先

glabo@genius-genius.com
氏名、電話番号、住所、小学校名、塾名を明記してください。

関連ページ

PAGE TOP