筑駒コース 志望校別特訓

筑駒コースの日程、筑波大学附属駒場中の入試傾向を紹介しています。ジーニアスの筑駒コースを受講するために必要な偏差値についても記載しています。筑駒コースは、東中野校にて開講します。

筑駒コースの日程

5/12・6/2・6/23・7/7(2024Ⅰ期)

13:40~15:00
東中野校
理or社
15:00~18:40
東中野校
算国
(算国のみ選択可)

9/1・9/23・11/4・1/13・1/30(2024Ⅱ期)

14:20~18:20
東中野校
算国
(算国のみ選択可)
1/30はZoom受講を推奨します。算数・国語の演習を合わせて先に行い、概ね16:00~18:20に解説授業を行います。

9/21・10/5・11/9・11/30・1/25(2024Ⅱ期)

09:00~12:00
東中野校
理社
(理社のみ選択可)

対面、Zoomの選択が可能です。算国は対面(1/30のみZoom推奨)、理社はZoomによる受講を推奨します。

筑駒コース費用

Ⅰ期 33,000円(税込)※算国のみ26,400円、理社のみ13,200円。
Ⅱ期 44,000円(税込)※算国のみ33,000円、理社のみ22,000円。

筑波大学附属駒場中の入試情報

筑駒の合格点と倍率

合格点 実質倍率
2024
70.6%
353点/500点
5.2倍
128人/660人
2023
65.8%
329点/500点
4.9倍
128人/627人
2022
71.6%
358点/500点
4.5倍
129人/576人
2021
66.8%
334点/500点
4.3倍
131人/561人
2020
68.0%
340点/500点
4.3倍
130人/563人

筑駒の受験者平均点

算数
100点
国語
100点
理科
100点
社会
100点
報告書
100点
合計
500点
非公開

筑駒の合格者平均点

算数
100点
国語
100点
理科
100点
社会
100点
報告書
100点
合計
500点
非公開

筑波大学附属駒場中の入試問題傾向

筑駒の算数

傾向は安定。大問4つは不変

大問4題、小問は12問+αで構成され、1問あたりの配点は約8点。計算らんは設けられているが、途中式による部分点を期待することなく、正確に答えを出すことが必要。規則性や数の性質の割合が多い。

難度の順に並んでおらず、取捨選択が必要

大問2の⑶あたりに時間がかかる問題があるなど、前から順番に解いていくことは得策ではない。正解数をいかに稼ぐことができるかを考えて、40分という短い時間の中で優先順位をつけて取り組む必要がある。大問の最後の問題の難度は高めに設定されているが、各大問で難度差があるため、問題の見きわめが必要となる。

すべて⑴を正解することが前提

難度は変わりやすいが、70点を目安に。各大問の⑴は、問題の設定が理解できているかを試すような出題もあり、易しいことがほとんど。まず⑴を確実に正解することが必要。ここで間違えてしまうと、その先の⑵や⑶も連鎖的に間違えてしまうこともあるため、簡単だと思っても慎重に解く必要がある。大問1つをまるごと落とすと約25点の失点となり、挽回は難しい。

⑴や⑵は何のためにあるのか

⑴が易しい問題であっても、それはボーナス問題ではない。その問題を通じて仮説を立てたり規則性を発見したりして、次の問題に活かすよう用意された出題者からのメッセージである。特にラストの⑶は⑴や⑵の過程を活かして解く問題が多い。

開成対策の延長線上に筑駒合格があるわけではない

40分間という短い時間の中で、いかに効率よく処理して確実に得点を重ねていくことができるかどうか。学習指導要領を強く意識した問題であることからも、開成など私立最難関校とは異なるアプローチが効果的である。

筑駒の国語

筑駒の国語の代名詞「詩」

文学的文章・説明的文章・詩、読解の大問3つに書き取りという構成が多いが、2024年や2019年のように読解の大問が2つになる回もある。その場合でも詩は出題される。少なくともここ20年で詩の出題がなかったのは2012年のみ。国語力の高い受験生が集まる中、最も差がつくところである。詩は「捨て問」ではない。

記述を10問、書ききる力を

2018年以降は書き取りを除きすべて記述で答える形式だったが、昨年は5年ぶりに記号選択が1問出題された。そして今年は「すべて選びなさい」の記号選択が1問、台詞の話者を選択する小問が3問。とはいえ、このような客観問題ではおそらく大きな差がつきにくいのだろう。基本的には記述の力が問われていることに変わりはない。今年は記号選択の問題数が増えたためか記述の小問は7問にとどまったが、例年は10問前後の出題がある。配点は非公開だが記述1問につき10点前後の配点と考えられる。1問を丸々落としてしまうと致命的な失点となる。

「過不足なく」が大前提

字数制限こそないものの、あまりに解答欄のサイズや罫線を無視した答案は減点対象、同じ要素を言葉を変えて重複して書いても加点されないと考えられる。1行または2~3行程度で複数の要素が盛り込まれた「過不足のない答案」が求められていることがうかがえる。東大の国語入試問題と似た形になるのは偶然ではないだろう。

速く、かつ深く

時間と問題数を考えると1問にかけられる時間は3分強、スピード勝負の側面もある。満点を取るのは難しいとしても、確実に取れる部分点を落とさないようにしたい。とはいえ傍線部周辺を機械的に書き抜けばよいような問題はほぼ出ず、物語なら背景や人物像、説明的文章なら筆者の立場や意見を踏まえ、深く掘り下げた記述が求められる。

「どういうことですか」が問うてくるもの

全体を通して、比喩的・象徴的な表現をより具体的に言い換える力が試される。本文に出てきた言葉をただ繋ぎ合わせるだけでは足りない。本文のどの箇所を根拠として解答を書いたのかを明確にした上で、より採点者に伝わるように自分の言葉で説明できる語彙力と表現力が必要。とくに詩については、比喩を具体的に説明できるか否かがカギとなる。

筑駒コースの受講資格

G公開模試の得点で受講資格を認定いたします。Ⅰ期はG公開模試 第1回の共通問題(300点満点)、Ⅱ期は第2回の共通問題(300点満点)による認定となります。なお、夏期集中特訓(夏の陣)に参加したレギュラー生はⅠ期の受講コースをⅡ期も継続して受講できます。

第1回 第2回
ジーニアス
G公開模試
255
255

7月に実施する筑駒模試でも受講資格の認定を行います。基準得点はこちらに公開します。
外部生は、Ⅰ期(1学期)を受講の場合は2023年12月以降、Ⅱ期(2学期以降)を受講の場合は2024年4月以降の各模試の偏差値でも認定いたします。一度でも基準を満たした結果があれば構いません。

Ⅰ期 Ⅱ期
四谷大塚
合判・組分け
68
70
日能研
全国公開模試
69
71
サピックス
SO・マンスリー・組分け
63
65

Ⅰ期から継続してⅡ期を受講する場合、2024年4月以降の各模試でⅠ期の基準を満たせば受講できます。Ⅱ期から受講する場合と基準が異なります。筑駒模試による認定も行います。

申し込み

他のコースや講座も受講の場合、志望校別特訓のページにあるフォームからお申込みいただけます。

問い合わせ先

glabo@genius-genius.com
氏名、電話番号、住所、小学校名、塾名を明記してください。

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