筑駒コース 志望校別特訓

筑駒コースの日程、筑波大学附属駒場中の入試傾向を紹介しています。ジーニアスの筑駒コースを受講するために必要な偏差値についても記載しています。筑駒コースは、東中野校にて開講します。

筑駒コースの日程

4/30・5/21・6/18・7/16(2023Ⅰ期)

13:40~15:00
東中野校
理or社
15:00~18:40
東中野校
算国
(算国のみ選択可)

筑波大学附属駒場中の入試情報

筑駒の合格点と倍率

合格点 実質倍率
2022
71.6%
358点/500点
4.5倍
129人/576人
2021
66.8%
334点/500点
4.3倍
131人/561人
2020
68.0%
340点/500点
4.3倍
130人/563人
2019
64.4%
322点/500点
4.8倍
129人/624人
2018
68.8%
344点/500点
4.3倍
128人/554人
2017
74.2%
371点/500点
4.7倍
127人/591人

筑駒の受験者平均点

算数
100点
国語
100点
理科
100点
社会
100点
報告書
100点
合計
500点
非公開

筑駒の合格者平均点

算数
100点
国語
100点
理科
100点
社会
100点
報告書
100点
合計
500点
非公開

筑波大学附属駒場中の入試問題傾向

筑駒の算数

傾向は安定。大問4つは不変

大問4題、小問は12問+αで構成され、1問あたりの配点は約8点。計算らんは設けられているが、途中式による部分点を期待することなく、正確に答えを出すことが必要。規則性や数の性質の割合が多い。

難度の順に並んでおらず、取捨選択が必要

大問2の⑶あたりに時間がかかる問題があるなど、前から順番に解いていくことは得策ではない。正解数をいかに稼ぐことができるかを考えて、40分という短い時間の中で優先順位をつけて取り組む必要がある。

すべて⑴を正解することが前提

難度は変わりやすいが、70点を目安に。各大問の⑴はルールを理解するだけで解くことができる問題が含まれるなど易しい。まず⑴に時間をかけて確実に正解することが必要。ここで間違えてしまうと、その先の⑵や⑶も連鎖的に間違えてしまうことがある。大問1つをまるごと落とすと、約25点の失点となり挽回は難しい。

⑴や⑵は何のためにあるのか

⑴がとても易しい問題であっても、それはボーナス問題ではない。その問題を通じて、仮説を立てたり規則性を発見したりして、次の問題に活かしていくために用意された出題者からのメッセージである。特にラストの⑶は⑴や⑵の過程を活かして解く問題が多い。

開成対策の延長線上に筑駒合格があるわけではない

40分間という短い時間の中で、いかに効率よく確実に得点を重ねていくことができるかどうか。学習指導要領を強く意識した問題であることからも、開成など私立最難関校とは異なるアプローチが効果的である。

筑駒の国語

筑駒の国語の代名詞「詩」

文学的文章・説明的文章・詩、読解の大問3つに書き取りという構成が多いが、2019年のように読解の大問が2つになる回もまれにある。その場合でも詩は出題される。少なくともここ20年で詩の出題がなかったのは2012年のみ。国語力の高い受験生が集まる中、最も差がつくところである。詩は「捨て問」ではない。

最低10問、記述を書ききる力を

記号選択や空欄補充などの客観問題ではおそらく差がつきにくいのだろう、2018年以降は書き取りを除きすべて記述で答えさせる問題となった。小問だけで10問前後。配点は非公開だが記述1問につき10点前後の配点と考えられ、1問を丸々落としてしまうと致命的な失点となる。

「過不足なく」が大前提

字数制限こそないが、あまりに解答欄の大きさを無視した答案は減点対象、同じ要素を言葉を変えて重複して書いても加点されないと考える。1行または2~3行程度で過不足のない答案が求められる。東大の国語入試問題と似た形になるのは偶然ではないだろう。

速く、かつ深く

時間と問題数を考えると1問にかけられる時間は3分強、スピード勝負の側面もある。確実に取れる部分点を落とさないようにしたい。とはいえ傍線部周辺を機械的に書き抜けばよいような問題はほぼ出ず、物語なら背景や人物像、説明的文章なら筆者の立場や意見を踏まえ、深く掘り下げた記述が求められる。

「どういうことですか」が問うてくるもの

全体を通して「どういうことですか」と問う問題が多い。比喩的・象徴的な表現をより具体的に言い換える力が試される。本文に出てきた言葉をただ繋ぎ合わせるだけでなく、より採点者に伝わるように自分の言葉で説明できる語彙力と表現力が必要。とくに詩については、比喩を具体的に説明できるか否かがカギとなる。

筑駒コースの受講資格

G公開模試の合計点で受講資格を認定いたします。G公開模試 第1回の共通問題(300点満点)による認定となります。

第1回 第2回
ジーニアス
G公開模試
250

7月に実施する筑駒模試でも受講資格の認定を行います。内部生は第1回G模試の結果によって追加認定を行うことがあります。
外部生は、Ⅰ期(1学期)を受講の場合は2022年12月以降、Ⅱ期(2学期以降)を受講の場合は2023年6月以降の各模試の偏差値でも認定いたします。一度でも基準を満たした結果があれば構いません。

Ⅰ期 Ⅱ期
四谷大塚
合判・組分け
68
70
日能研
全国公開模試
68
70
サピックス
SO・マンスリー・組分け
63
65

Ⅰ期から継続してⅡ期を受講する場合、2023年4月以降の各模試でⅠ期の基準を満たせば受講できます。Ⅱ期から受講する場合と基準が異なります。筑駒模試による認定も行います。

申し込み

志望校別特訓のページにあるフォームよりお申込みいただけます。

問い合わせ先

glabo@genius-genius.com
氏名、電話番号、住所、小学校名、塾名を明記してください。

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