開成コース 志望校別特訓

開成コースの日程、開成中の入試傾向を紹介しています。ジーニアスの開成コースを受講するために必要な偏差値についても記載しています。開成コースは、東中野校にて開講します。

開成コースの日程

4/28・5/19・6/16・7/21(2024Ⅰ期)

08:50~12:50
東中野校
国語
(国語のみ選択可)
13:20~17:20
東中野校
算数
(算数のみ選択可)

5/12・6/2・6/23・7/7(2024Ⅰ期)

08:50~12:50
東中野校
理社
(理社のみ選択可)

9/17・10/15・10/29・11/19・12/17・1/28(2023Ⅱ期)

08:50~12:50
東中野校
国語
13:20~17:20
東中野校
算数

9/3・9/24・10/22・11/12・12/3・1/7(2023Ⅱ期)

14:20~18:20
東中野校
理社

開成中の入試情報

開成中の合格点と倍率

合格点 実質倍率
2024
69.7%
216点/310点
2.8倍
424人/1190人
2023
76.5%
237点/310点
2.8倍
419人/1193人
2022
64.2%
199点/310点
2.5倍
416人/1050人
2021
64.8%
201点/310点
2.6倍
398人/1051人
2020
62.3%
193点/310点
3.0倍
397人/1188人

開成中の受験者平均点

算数
85点
国語
85点
理科
70点
社会
70点
四科
310点
2024
48.6
51.9
55.1
48.1
203.8
2023
61.7
49.0
56.9
53.9
221.5
2022
50.7
38.8
48.6
51.0
189.1
2021
45.8
49.1
49.7
45.9
190.5
2020
38.6
42.3
48.1
50.0
179.0

開成中の合格者平均点

算数
85点
国語
85点
理科
70点
社会
70点
四科
310点
2024
58.3
60.2
60.2
52.5
231.1
2023
76.4
55.6
61.5
57.9
251.5
2022
60.7
45.6
54.0
54.6
214.9
2021
55.8
58.0
54.1
49.9
217.9
2020
49.5
51.5
56.0
54.3
211.3

開成中の入試問題傾向

開成中の算数

構成は年により異なる

大問4題または小問集合と大問3題の構成が多いが、2024年は小問集合と大問2題だった。小問数は16問程度。解答用紙に式・図・計算も書く形式。合格者平均点は高い年(2023年89.9%)と低い年(2020年58.2%)の差が大きい。問題の難易度を見極め、取れるところで確実に点数を取る力が必要と言える。

その場で考えて解く力

出題分野は「数の性質」「場合の数」「立体図形」「平面図形」「速さ」が多くなっている。典型的な問題は小問集合に見る程度。大問は、特に場合の数で長文の問題・条件が複雑な問題が出題される傾向にある。誘導に対応できる力、現場思考力が必要。

誘導を利用して解こう

大問は初めの小問を後で使うように設定されている場合もある。困ったときは、(1)や(2)がなぜ存在するのかを考えるとよい。それでも方針が立たない場合・時間がかかりそうな場合は、2~3割はとれなくてもよいと割り切って、他の問題に取り組むことも点数を取る上では必要。

素早く正確に処理する

作図問題が出題されることもあるが、問題を解く上で必要な図であり、作図に対して特別な対策は不要。問題を解く上で必要な図は、短時間でできるだけ正確にかけるよう普段から心がけてほしい。また、計算が複雑になる問題もあるので、素早く正確に処理する力も身につけておきたい。

開成中の国語

開成国語の難しさは設問で問われるレベルの高さ

開成の入試問題の難しさは文章の難しさではなく、設問を解くときに求められる思考レベルが高く、かつ自分の言葉で説明できる語彙力、記述力があるかどうかを徹底的に問われるところにある。ただ近年は文章の難度や設問で求められる思考レベルの難度をやや調整しているようだ。

文章のテーマは多様性、自然、人間の複雑な心理(偏見・差別・嫉妬・自尊心など)が頻出

文章内容は立場の弱い人、少数派の心理などを扱った多様性を意識したもの、世相を反映したもの、自然対人間という構図で書かれたもの、自尊心、劣等感、嫉妬、偏見、友情、勇気などの人間の奥深い心理や物事への見方が描かれたものなどが頻出。2024年は生態心理学をベースに障害を抱えた人の身体と環境の関係を扱った文章と外国の寓話をベースにした幻想的で、偏見と差別、孤独を描いた文章が出題されている。

記述問題は論理的思考力・語彙力・表現力が高いレベルで求められる

開成の記述問題は設問文で問われていることや傍線部の意味を理解したうえで、設問の指示に従い、文章構成や文章全体の内容も頭に入れて、論理的に複数の解答の根拠を導き出し、対比や因果関係に着目しながら、ある程度自分の言葉でまとめていく(抽象化)という手順を忠実に行うことが重要である。また例えば、今解いている問題のヒントが、前に解いた設問の解答にあるなど、設問同士がつながっているのも開成国語の特徴でもある。開成中の国語の授業では「考えさせる、書かせる」ので、中学入試の段階でも、そのような資質を受験生に求めているのだろう。

今後の注意点(長文化・字数・採点の厳しさ)

注意点は3つ。1つ目は近年、文章が長文化傾向であること(2022年は12200字)、2つ目は2021、2022、2024年で記述問題に字数制限が設けられていること、2023年は字数制限がなかったが、解答用紙の枠の大きさから判断すると字数はさほど多くはないことから、解答内容を吟味して、余計な説明や言葉をなるべく削り、コンパクトにまとめていくことが要求されること、3つ目は、文章や設問の難度が高くはないのに、合格者平均が高くない(2024年は高かった)ことからも、設問作成者が要求する解答の基準が高く、採点が厳格に行われていること。以上が今後の入試における注意点となる。

論理的思考力・表現力・解答作成に必要な知識を学ぶ

開成の高度な入試問題を解けるようにするため、まずは本講座の設問解説で、設問から解答までの開成が求める高度な思考プロセスを学びつつ、自分の言葉で書く訓練を通して、表現力を養ってほしい。そして開成が求めるレベルまで記述の精度を高めてほしい。次に文章や設問の背景にある概念的な知識、心理パターン、文章の要点を的確にとらえるために読み方などを授業の解説を通して学んでほしい。

開成コースの受講資格

G公開模試の得点で受講資格を認定いたします。Ⅰ期はG公開模試 第1回の共通問題(300点満点)、Ⅱ期は第2回の共通問題(300点満点)による認定となります。なお、夏期集中特訓(夏の陣)に参加したレギュラー生はⅠ期の受講コースをⅡ期も継続して受講できます。

第1回 第2回
ジーニアス
G公開模試
240

内部生は第1回G模試の結果によって追加認定を行うことがあります。
外部生は、3/18・3/19に行われる資格認定試験の結果による認定を行います。また、Ⅰ期(1学期)を受講の場合は2023年12月以降、Ⅱ期(2学期以降)を受講の場合は2024年4月以降の各模試の偏差値でも認定いたします。Ⅰ期は一度でも基準を満たした結果があれば構いません。Ⅱ期は複数回基準を満たした結果があれば資格認定となります。

Ⅰ期 Ⅱ期
四谷大塚
合判・組分け
65
67
日能研
全国公開模試
66
68
サピックス
SO・マンスリー・組分け
60
62

Ⅰ期から継続してⅡ期を受講する場合、2024年4月以降の各模試で一度でもⅠ期の基準を満たせば受講できます。Ⅱ期から受講する場合と基準が異なります。

申し込み

志望校別特訓のページにあるフォームよりお申込みいただけます。

問い合わせ先

glabo@genius-genius.com
氏名、電話番号、住所、小学校名、塾名を明記してください。

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