開成コース 志望校別特訓

開成コースの日程、開成中の入試傾向を紹介しています。ジーニアスの開成コースを受講するために必要な偏差値についても記載しています。開成コースは、東中野校にて開講します。

開成コースの日程

4/23・5/14・6/4・6/25(2023Ⅰ期)

08:50~12:50
東中野校
国語
(国語のみ選択可)
13:20~17:20
東中野校
算数
(算数のみ選択可)

4/30・5/21・6/18・7/16(2023Ⅰ期)

08:50~12:50
東中野校
理社
(理社のみ選択可)

開成中の入試情報

開成中の合格点と倍率

合格点 実質倍率
2022
64.2%
199点/310点
2.5倍
416人/1050人
2021
64.8%
201点/310点
2.6倍
398人/1051人
2020
62.3%
193点/310点
3.0倍
397人/1188人
2019
70.3%
218点/310点
2.9倍
396人/1159人
2018
73.2%
227点/310点
3.0倍
388人/1171人

開成中の受験者平均点

算数
85点
国語
85点
理科
70点
社会
70点
四科
310点
2022
50.7
38.8
48.6
51.0
189.1
2021
45.8
49.1
49.7
45.9
190.5
2020
38.6
42.3
48.1
50.0
179.0
2019
51.0
43.6
61.7
48.3
204.6
2018
62.0
47.2
53.5
48.6
211.2

開成中の合格者平均点

算数
85点
国語
85点
理科
70点
社会
70点
四科
310点
2022
60.7
45.6
54.0
54.6
214.9
2021
55.8
58.0
54.1
49.9
217.9
2020
49.5
51.5
56.0
54.3
211.3
2019
64.6
50.1
65.2
52.1
232.1
2018
73.9
55.2
58.2
53.8
241.2

開成中の入試問題傾向

開成中の算数

構成は年により異なる

大問4題の構成または小問集合と大問3題の構成となることが多い。小問数は15問程度。解答用紙に式・図・計算も書く形式。合格者平均点は、2018年度(73.9点)のように9割近いこともあれば、2020年度(49.5点)のように6割を割ることも。問題の難易度を見極め、取れるところで確実に点数を取る力が必要だと言える。

その場で考えて解く力

出題分野は「数の性質」「場合の数」「立体図形」「平面図形」「速さ」が多くなっている。典型的な問題は小問集合に見る程度。大問は、長文の問題・条件が複雑な問題が出題される傾向にあり、その場で対応できる力、現場思考力が要求される。

誘導を利用して解こう

大問は初めの小問を後で使うように設定されている場合もある。困ったときは、(1)や(2)がなぜ存在するのかを考えるとよいだろう。それでも方針が立たない場合・時間がかかりそうな場合は、3割はとれなくてもよいと割り切って、他の問題に取り組むことも点数を取る上では必要。

素早く正確に処理する

作図問題が出題されることもあるが、問題を解く上で必要な図であり、作図に対して特別な対策は不要。問題を解く上で必要な図は、短時間でできるだけ正確にかけるよう普段から心がけてほしい。また、計算が複雑になる問題もあるので、素早く正確に処理する力も身につけておきたい。

開成中の国語

開成国語の難しさは設問レベルの高さ

開成の入試問題の難しさは文章の難しさではなく、設問を解くときに求められる思考レベルが高く、かつ自分の言葉で説明できる表現力があるかどうかを徹底的に問われるところにある。近年は文章の難度を抑えていて、世相を反映したものが多い。

文章のキーワードは、多様性、劣等感、人間性

文章内容は情報化社会や立場の弱い人や少数派を扱った多様性を意識したもの、自尊心、劣等感などの心情を描いたもの、人間性(欠点として嫉妬、偏見、美点として愛情、友情、困難に立ち向かう勇気など)に焦点を当てたものが多く出題されている。ただ2022年は社会へのメッセージ性がある物語文が出題されたので、今後は注目である。

論理的思考力と表現力を土台として記述

開成の記述問題は傍線部の内容を理解したうえで設問の指示に従い、文章構成を意識しながら、対比や言い換えなどの論理を使って複数の解答の根拠を探し、それを抽象化したうえで自分の言葉に言い換えてまとめていくという手順を踏むことが重要である。開成の国語の授業では「考えさせる、書かせる」と現校長も言っていることから、中学入試の段階でそのような資質を受験生に求めているのだろう。

字数制限、採点の厳しさに注意

注意点は、校長が変わった2021、2022年で記述問題に字数制限が設けられていることである。また文章の難度から考えると合格者平均点が低く感じるのは、設問作成者の求める解答レベルが高いことや記述の採点が厳格に行われていることの証左だろう。

論理的思考力、表現力を育成して問題に適応

開成の入試問題に対応するために、設問から解答までの思考プロセスを学びながら自分の言葉で書き直しをするという訓練を通して、論理的思考力を養い、自分で使える言葉の量を増やしてほしい。そして開成が求めるレベルまで記述の精度を高めてほしい。

開成コースの受講資格

G公開模試の合計点で受講資格を認定いたします。G公開模試 第1回の共通問題(300点満点)による認定となります。

第1回 第2回
ジーニアス
G公開模試
235

内部生は第1回G模試の結果によって追加認定を行うことがあります。
外部生は、Ⅰ期(1学期)を受講の場合は2022年12月以降、Ⅱ期(2学期以降)を受講の場合は2023年6月以降の各模試の偏差値でも認定いたします。一度でも基準を満たした結果があれば構いません。

Ⅰ期 Ⅱ期
四谷大塚
合判・組分け
65
67
日能研
全国公開模試
65
67
サピックス
SO・マンスリー・組分け
60
62

Ⅰ期から継続してⅡ期を受講する場合、2023年4月以降の各模試でⅠ期の基準を満たせば受講できます。Ⅱ期から受講する場合と基準が異なります。

申し込み

志望校別特訓のページにあるフォームよりお申込みいただけます。

問い合わせ先

glabo@genius-genius.com
氏名、電話番号、住所、小学校名、塾名を明記してください。

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