広尾学園コースの日程、広尾学園中の入試傾向を紹介しています。ジーニアスの広尾学園コースを受講するために必要な偏差値についても記載しています。
広尾学園コースの時間割
ジーニアスの広尾学園コースは全8日間。A日程では社会の最初の演習を、B日程では算数の最初の演習を解き終えた上で、Zoom授業に参加となります。昼食休憩は12:30~13:15を予定しております。
日程 | 授業時間 |
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A日程 5/17・5/31・6/21・7/5 |
社会・理科 9:30~12:30 |
B日程 5/24・6/14・6/28・7/19 |
算数・国語 9:30~17:20 |
広尾学園中の入試問題傾向
算数の問題傾向
大問1・2は計算問題や一行問題、大問3以降は難易度の高い大問が続く。
2020年入試では大問が1つ減り、合計の問題数が19問から17問へと減少。最後の問題で求める過程も書かせることは変わらず。最後の問題だけ配点が高いとすると、他の問題は5点~6点と考えられる。途中式をかかせる問題は近年1問しか出題されておらず、特別な対策は不要。
大問1・2について、2019年入試までは「計算問題x4+小問集合x4」の構成が続いていたが、2020年入試では大問1が「計算問題x2+易しい小問集合x4」大問2が「難しい小問集合x3」という構成に変わった。大問2の小問集合は、これまで同様に得点率が低いと思われる問題が入っており、必要に応じて問題を取捨選択することも。
大問3以降について、⑴は問題の導入になっていて易しいことが多い。⑵以降は難しいことも多く、どの大問に時間を割くべきか判断しなくてはならない。設定が簡素なこともあれば、問題文が非常に長いこともあり、その場で上手に対応する必要がある。
大問1を満点、大問2を1問間違え以内、大問3以降の⑴を全て正解した上で、残り時間を上手く配分できれば合格が見えてくる。
国語の問題傾向
大問四題の構成。大問一が漢字、大問二が知識、大問三が物語文、大問四が説明文となっている。1回2回3回はどれも形式は同じである。
・大問一、二の漢字・知識について
漢字は小学生で習う漢字から出ているので、日ごろから丁寧に勉強すべきである(小学校での勉強も疎かにしてはいけない)。
なお、大問二の知識の部分で、同音異義語が出される場合もあるので、漢字が持つ意味をしっかりと考えられる習慣をつけておくとよい。
知識の問題は、四字熟語・ことわざ・慣用句・対義語・類義語など定番のものが出されているので、しっかりと勉強しておきたい。
・大問三の物語文について
子どもが主人公となっている文章が出されることが多い。登場人物の気持ちの変化には注目して読み進めるとよい。
その際に、気持ちが変化するきっかけとなった部分や気持ちが変化したことによる言動の変化にも注目できるとなおよい。
さらに、主人公が周りの大人の影響でどのように変わった(成長した)かも読み取れると、問題が解きやすくなる。
設問に関しては、知識や言葉の意味、脱文補充、心情理解など様々な角度から出されている。記述問題は100字程度のものが1題出題される。
・大問四の説明文について
文章のテーマは幅広く出題されているので、まずは文章のテーマ(キーワードになっている言葉は最低限)や筆者の主張はしっかりと捉えて読み進めていかなければならない。
読み進めていくときに意味段落ごとに分けたり、何を伝えたいのか(具体例は最低限)を考えていったりすれば、全くわからないという状況に陥る可能性は低いと思われる。
設問に関しては、接続語やぬき出し、記述の問題など様々な角度から出されている。大問三と同様、記述問題は100字程度のものが1題出題される。
また、選択肢は長いものが多いので、本文の内容をおさえておかないと思わぬ失点を招いてしまうこともある。
・配点について
大問一、二の漢字と知識の問題で約20%(10%ずつ)、大問三、四の読解問題がそれぞれ約40%となっている。
広尾学園コースの受講資格
G公開模試の四科の合計点で受講資格を認定いたします。外部生は下記記載の模試(合不合判定テスト、サピックスオープンなど)において基準となる四科偏差値を満たした経験があれば、受講資格を認定いたします。
模試 | 基準点 / 基準偏差値 |
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ジーニアス G公開模試 |
250 |
四谷大塚 合判・組分けテスト |
50 |
日能研 全国公開模試 |
50 |
サピックス SO・マンスリーテスト |
45 |
※2019年9月以降の模試を対象とします。